脳梗塞の後遺症や重い認知症等で、摂食嚥下障害が起こり、不幸にもそれが進行したり、拒食症等で口から食物を満足に食べられなくなった時、点滴等では栄養のコントロールがうまくいかずに、生命の危険があると考えられる場合に、栄養剤を直接胃に注入する胃ろうの選択が必要なことがある。胃ろうになっても自分の唾液を飲み込んでいる限り、口腔ケアは必要である。胃ろうにしなかった場合は、相当に食事介助のための時間と手間がかかることを覚悟しなければならない。本人の体の状態や家族の思いが胃ろうを選択する鍵になる
胃ろうと食事介助
